偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『ピエロのパラドクス』。つまり、ピエロの様におどけて人を集め、楽しませ、大いに盛り上がるが、事実、彼らの人間関係は、『ピエロと客』以外のなにものでもない。
彼らはピエロが、芸をするから近寄ってきただけだ。ピエロが白塗りの化粧を落とした素顔や、彼の本名には興味はないのである。しかしピエロは、人と仲良くなりたいからピエロになったのだ。そこにあるのはパラドクス(逆説)である。仲良くなりたいからピエロになったのに、真の人間関係は遠のいてしまったのである。
かつて私は、家庭内で宗教が絡んだ不和があったことが原因で、悪友たちとの人間関係に、家族や、それ以上の絆を求めていた時期があった。しかし、そこにあったのはピエロのパラドクスだ。
表層的にはよかった。しかし、彼らは私の本性には興味を見出すことは無かった。私はボナールの言うとおりの人生を送ってしまっていたのかもしれない。しかし、彼らと別れてからもう5年以上が経った。私は残りの人生で、友人を『慰めの道具』として扱うことをやめ、心底から共鳴する真の友と出会うことはできるだろうか。そんな日が来ることを楽しみにしている。一つだけ言えることは、ピエロを演じる以上は、真の友には会うことは出来ないということだ。
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