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アンネ・フランク『私は理想を捨てません。どんなことがあっても、人は本当に素晴らしい心を持っていると今でも信じているからです。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

『私は理想を捨てません。どんなことがあっても、人は本当に素晴らしい心を持っていると今でも信じているからです。私たちの人生は一人一人違うけれど、皆同じなのです。私たちは皆、幸せになることを目的に生きています。』

 

10代の少女の言葉。100歳を超えた老人の言葉。そして、その途中にいる人々の言葉。一体、人間について正確に指摘できる人間は、どの過程にいる人なのだろうか。アンネ・フランクのこの言葉然り、子供はとても純粋で無邪気だ。以前私は、キリストの言葉の超訳として、

 

と書いたが、白い色が黒に触れてそれにみるみるうちに染まってしまうように、人として未熟であればあるほど、清廉潔白だったのか。あるいは、人として熟せば熟すほど、清廉潔白に近づけるのか。10代だったアンネ・フランクのこの言葉は真理の言葉にも見えるし、10代というだけの理由で、未熟という発想も頭をよぎる。

 

 

では、100歳の老人はどう言っているかというと、健康であればそれで十分だとか、もう十分生きたとか言っていてどこか達観しているし、だとしたら、その途中だった30,40,50代の時に芽生えていた、あの熱く燃えたぎるエネルギーは何だったのかということになるが、もしかしたらそれも、ゲーテの言うように、

 

ということであり、一時の迷いであり、一時的なブレであり、結局、『生きて、死ぬだけ』という儚い運命を背負った人間が、何とかしてこの世を満喫しようとして画策する、『健気で愚かな現実逃避』であり、実際のところは、単純に10代の子供が気づき、100歳の老人が達観したように、

 

どうせこの一生は終わる。だとしたら、せめてそのことについて呪ったり、憂いたり、嘆いたりするのではなく、感謝し、充足を覚え、感慨に浸りながら命を全うするべきなのだ。

 

という発想が、人間がたどり着く最終到達地点なのかもしれない。

 

 

 

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