偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]ドイツの哲学者 ヘルダー(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
カントに影響を受け、若き日のゲーテやシラーに影響を与えたヘルダー。ヘルダーは『二人の暴君』と比喩している為、これはたとえ話であるということは、想像にた易い。『時間と偶然』は、『一人、二人』とは数えないからである。『暴君』とは普通、『私利私欲を満たすために手段を選ばない最低な最高権力者』を意味する。つまり、『こっちの言い分を無視して自分勝手に、何が何でもエゴを貫き通す』のが、それに該当するのである。
そう考えると確かにそうだ。例えば『偶然』は、『幸福』と『不幸』、その両方と出会わせる可能性を秘めている。
(どうせ無理だ)
と落ち込んで、せっかく悲劇のヒーロー・ヒロインを気取っていたのに、こちらの思惑通りに事を運ばせない。急に『幸福』な出来事に出会わせ、そのシナリオを捻じ曲げる。
また、
(このまま行けるぞ)
と浮ついて、せっかくこの世の支配者であることに浸っていたというのに、こちらの思惑通りに事を運ばせない。急に『不幸』な出来事に出遭わせ、そのシナリオを捻じ曲げる。それから『時間』だが、幸か不幸か、それは一次元。ただひたすらに、同じ方向に過ぎ去っていく。
(このまま時が止まればいいのに)
と願ったのに、こちらの思惑通りに事を運ばせない。そんな願いとは裏腹に、ただ淡々と時は進み、その夢を打ち砕く。また、
(この恨み、一生晴らさで置くべきか)
と怨んだのに、こちらの思惑通りに事を運ばせない。そんな私怨とは裏腹に、ただ淡々と時は進み、その遺恨を取り除く。
人間が『無知』で『無力』であることを思い知るにはうってつけの、二人の暴君の話だ。
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