偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]フランスの司祭 フランシスコ・サルジオ(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
自分が今置かれている状況や、環境はどういうものだろうか。焼き尽くす炎が、辺り一面に広がっている、群衆がパニックに陥り、混沌が巻き起こっている、今まさにのこぎりで身体を、切り落とされそうになっている。
さて、一気に話が常識を超越することになるが、とある人間の重要人物が、こう言っている。
この話が理解できるまで、潜れるかどうかだ。
『何事も単純に考えなさい。心の平安を勝ちとろうとあくせくしてはいけない。慌てなければ、心は自然と静まる。』
ポイントは、『勝ち取る』という部分である。そこにあるのは、人間の思い通りにしようとするエゴである。いや確かに、主体性はいい。反応的に生きる人間と比べればよほどその方がいいが、だが往々にして主体性がある人間とは、傲慢不遜になりがちである。
例えば、私が大好きな言葉にナポレオンのこういう言葉がある。
私はこれがどの場面でどのようにして言われたのかは全く関係なく、この言葉に込められているエネルギーだけを純粋に評価している。しかし、この言葉は今言ったように、言われた場面、捉え方によっては単なる傲慢不遜の人間の戯言になってしまうだろう。
『たとえどんな状況に陥っても、自分の意志がある限り、まだまだ自分は腐らない。』
という解釈なのであればいいが、
『どんなことでも自分の思い通りにいくのだ』
という思い上がりであれば、問題発言である。そうすると、フランシスコ・サレジオが今回『勝ち取ろうとするな』と言うように、人間の意志で何もかもをやり遂げようとするな、という示唆が当てはまるようになってしまうのだ。
ヘミングウェイは言った。
人間に必要なのは『風林火山』の心構えである。
『 風 』
其の疾きこと風の如く。(無駄を切り詰めて風のように速く)
『 林 』
其の徐(しず)かなること林の如く。(見極めた引き際は林のように静かに)
『 火 』
侵し掠めること火の如く。(攻めると決めたら火のように燃え尽きるまで)
『 山 』
動かざること山の如く。(山のように動かない時を見極めよ)
常として『火』のモードで行けると思うのは間違いだ。時には『山』に徹し、何もしないことが得策である。
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