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パスカル『多くの宗教家が互いに相反しているのをみる。だから、ひとつを除いて、他はみな虚偽である。どの宗教も、それ自身の権威に基づいて信じられることを欲し、不信仰者をおびやかす。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

私はまさに昨日、キリストの言葉をまとめたこのページに、

キリスト

 

このイエス・キリストだけは『人間』なのか『神の生まれ変わり』なのか、史実では証明できないという。ただ、一つだけ言えることは、そのどちらだと断言しても傷つく人がいるということである。

 

という太文字の部分を付け加えたところだった。イギリスの哲学者、ラッセルは言った。

 

私はまた、『四聖』をまとめたページにも、『一つの信仰を持つことで、その他の信仰を持つ人間との間に隔たりが出来ることの違和感』、という言葉を書いているが、まさにこれは、パスカル、ラッセルの言葉と同じ的を射ているのだ。では、パスカルの言う『ひとつを除いて』というのは、一体どの宗教であり、神の事を示唆しているのだろうか。上に挙げたキリストか。あるいは、

 

孔子

孔子

ソクラテス

ソクラテス

ブッダ

ブッダ

 

このうちの誰かか。はたまた、マニ、ムハンマド、天照大神、老子か。それとも唯一神(ヤハウェ/ゴッド/アラー)か。いいや、パスカルが言っているのは『ひとつを除いて』ということだけだ。明言しているわけではないのだ。なぜなら、明言した途端に、パスカルやラッセルの言葉の価値は廃れる。いや、『廃れる』と言うと信仰者に失礼だから言い方を変えるが、『真理から距離が離れる』と言う方が良いだろう。

 

私は、宮崎駿の言葉、

 

と向き合って内省している時に、これらの真理から逸れれば逸れるほど虚無に近づく。というイメージを想像することが出来た。これは自分の人生においても非常に大きな収穫であり、今回の様なテーマを考えるときにも、この輝きは異彩を放つ。

 

誰かが一つの宗教を強く信仰して、それを貫いたら、どこかの誰かが、心に虚無を覚え、傷つくことになる。私はそれが『真理から距離が離れた』瞬間だと考えていて、そんなことを考えた時、パスカルとラッセルのこのような言葉は、極めて重要なカギであるように見えるのだ。

 

 

 

 

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