偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
人間には『聖性』と『魔性』が混在している。腸内には『善玉菌』と『悪玉菌』が混在している。宇宙には『光』と『闇』が混在している。あるいは、『男(雄)』と『女(雌)』が対立して、生命が生まれる。『競合』と『競合』が対立して、感動が生まれる。『与党』と『野党』が対立して、混沌へのブレを抑える。そう考えれば、別にパスカルの意見も簡単に理解できる。
悲観視することではなく、むしろ肯定的にその事実を受け入れることが出来る。最初に言ったように、人間は神にもなれるし、悪魔にもなれる。
神=聖性=愛。悪魔=魔性=煩悩。
聖書における『ヘブライ人への手紙』には、親が子を叱るとき、そこにあるのは、
『神が自分の聖性を子に与えようとしているからだ』
と書いてある。
それは『愛』だ。では虐待するとき、そこにあるのは、『悪魔が自分の魔性を子に与えようとしている』ということになる。人は『聖性』と『魔性』の両面を備え持っていて、そのどちらにでも傾くことが出来る。教育者がそれをしっかりと子に教えないと、(このまま魔性に身を任せるとどうなるんだろう)という好奇心の下、取り返しのつかない大事件を巻き起こしてしまうこともあるだろう。
それは『魔性』に憑りつかれた結果だ。つまるところ、教育者に『聖性』があるかどうかに全てはかかっている。教育界はよく『聖職』と言われることがあるだろう。あれは、『聖性』を教える立場にあることを自覚する為の、善い言葉である。自分たちや対象者は、いつでも『聖性』にも『魔性』にも傾いてしまうことを自覚し、命を懸けて教育を行わなければならない。
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