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ニーチェ『真実の山では、登って無駄に終わることは決してない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

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考察

つまり、登って無駄に終わる山が、『真実ではない山』だったということになる。その逆で、登って無駄に終わることが決してない山が、『真実の山』ということになる。そう考えると真実の山を登っている人間というのは、『通るべきルートを通った人』ということになる。そして真実ではない山に登る人間というのは、『通るべきルートを通らずして登山している人』ということになる。

 

 

長野県の伊那市に『伊那食品工業』という企業がある。何とこの会社、実に50年以上の間、右肩上がりで黒字を出す優良企業で、地道にコツコツと、企業の発展と繁栄の為に、尽力してきた。しかしこの会社も、一時は『膨張』に目が眩む方向に傾きかけたときがあった。

 

だが、社長は断固としてその道を拒絶したのだ。

『それをすると確かに大きなシェアを取れるかもしれない。だが、肝心の本店はどうなる。身の回りの人に支えられたからこそこれまでやってこれたというのに、それであるいは、生産に支障が出るようなことになれば、本来のお客さんも悲しませる結果を招いてしまうかもしれない。それだけではない。大量生産で味が落ちた商品を、全国に展開することになる。それでは本末転倒だ。身分不相応なことに手を出してはならない。』

 

そう言って、目先の膨張的な利益に目が眩むことはなかった。

 

 

 

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