偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
[adrotate banner=”6″]
目次
考察
しかし、『1+1=2』だろう。それは理解できるはずだ。それを永久に理解できないなどと。混乱してしまうわけだ。だが、手塚治虫は言った。
なるほど。そこまで視野を広げれば、確かにその通りだ。そもそもこの『数字』というものは、地球にしか存在しないのである。アインシュタインもこう言っている。
ここまで天才たちが口を揃えて『理解できるなんて嘘くさい』とか、『それが真実かどうかなんて本当かよ』と言っているのだ。『1+1=2』の様な絶対的な真理に見えるものさえ、完全に依存しない方がいいだろう。
ニーチェはこうも言った。
『論理は完全な虚構の見本である。現実の中には論理などは存在せず、現実はまったく別の複雑極まりないものである。我々は実際の出来事を思考においていわば簡略化装置で濾過するように、この虚構を図式化することによって記号化し、論理的プロセスとして伝達および認識可能なものとする。』
人間はただ、『カスタマイズ理解』しているだけだ。だからこそそこで『間違った賞賛』や『間違った批判』が起きるわけであり、それらが互いにずれてしまう事実こそが、論理自体が最初から虚構であることの、何よりの証拠なのである。信仰も何もかもそうだ。それぞれが、それぞれの都合の良い様に『カスタマイズ理解』している。そのシナリオが一番自分にとって腑に落ちるからだ。だが、それが真実の実態かどうかは、わからない。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『人間は今、「最高到達地点」にいない。』
第30の黄金律 『人間は今、『最高到達地点』にいない。』 その『真理』は誰から見ての真理だ。人間なら当然完全ではない。 『真実を探している者を信じよ...
あわせて読みたい


『知者?無知者?自分が振る舞っている人格はどっちだ。』
第35の黄金律 『知者?無知者?自分が振る舞っている人格はどっちだ。』 『無知の知』。それは、『人間は生涯、全知全能になることはできない』ということを悟る...
同じ人物の名言一覧
あわせて読みたい


ニーチェの名言・格言一覧
プロフィール 名言一覧 『もし君が悩む友を持っているなら、君は彼の悩みに対して安息の場所となれ。だが、いうならば、堅い寝床、戦陣用の寝床となれ。そうであってこ...