偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『あらゆる種類の確信に拘束されない自由さは、懐疑家の意思の強さに屈している。信念を欲すること、肯定においても否定においても、無条件なものを欲することは、弱さの証拠である。』
芥川龍之介はこう言い、
三島由紀夫は、
と言ったが、徹底的な無神論者である私は、『無神論者である』ということを強く信用する、信仰者だったのである。そしてそれは確かにニーチェの言う通り、『自分の無力さ』をまず最初に思い知ることから始まった。
例えば、雷を放てない。燃え上がった大火事を消すことは出来ず、大地震を止めることが出来ない。その様にして、まず自分の力で出来ることと出来ないことがあることを知り、そして自分の命が有限であることを知る。すると、自分の命が、力が、どれほど無力で、儚いものかということがわかる。
しかし、だからといって、命を捨てるわけにはいかない。そんなことをしなくてもどうせ死ぬんだし、だとしたら、目的もなく、どうせ全て消えてしまい、限り有る命の日数の中で、何を信じて、何を道標にし、何を支えにして生きていけばいいか、考えを張り巡らせることになる。
そして導き出されるのだ。自分にとっての『神(指針)』が。それが信仰であり、信念であり、自分の流儀である。その支え、軸がなければやっていけないと考えるから、それを持つのである。その支え、軸があればやっていけると考えるから、それを持つのである。
家とて、柱がある。その大黒柱たる最大の軸が、信仰であり信念であり流儀である。柱を取ってしまえば家はどうなるか。柱を家に差し込むのは、その家が柱なしでは成立しないことを知っているからである。
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