偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
この言葉だけから意味を分析するのはなかなか難しいが、まず、『高さがいる』と言っていることは、恐らく『二階に登ろうとしている』ということではない。もちろん、三階でも、四階でもない。それは、その次に続く『階級が必要』という言葉から判断できることである。つまり、『階級という高さが人間には必要』ということなのである。それはつまり、『上から指示をする人間が必要』という、モチベーション2.0的な、受動的かつ反応的な人間の実態を示唆しているのであり、主体的な人間を育てる土壌としては、あまりその『階級制』は好ましくない。
ただし、その次に続く、『階段』と『それを登っていく人たちの矛盾』、『人生は登ろうとする』ということを考えた時、必ずしも『階級という高さが人間には必要』ということは『上から指示をする人間が必要』という、主体性を放棄した人間の話をしているわけではなく、むしろ、『そうした階段を常に目指すべき』であり、『それを登りながら自己を成長させ、あるいは克服していくのだ』という、人間の成長について示唆していることになる。
単純な話、階段があって、
同じ場所、あるいは踊り場の様な場所に踏みとどまり、階段を登らないとする。だとしたら、その人は『いつまでも同じ位置にいる』ということであり、そのままでは『克服、成長』という概念には当てはまることはない。しかし、最初からこの人生がこのような『階段』になっているとしたら、ただ、それを歩き、登り続けるだけで、気づいたら、かつていた場所と比べて、遥かに高みに登っていることになり、なるほど、ここまで考えると『高さがいる』という言葉の意味も、理解できるようになる。
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