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ニーチェ『自分自身に対する極度の清潔癖が私の生存の前提条件となっていて、不潔な条件の下では命すら危ない。だから、私はいわば絶えず水の中で、もしくは完全に透明な光輝く元素の中で、泳いだり、浸ったり、ぱちゃぱちゃしている。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『自分自身に対する極度の清潔癖が私の生存の前提条件となっていて、不潔な条件の下では命すら危ない。だから、私はいわば絶えず水の中で、もしくは完全に透明な光輝く元素の中で、泳いだり、浸ったり、ぱちゃぱちゃしている。そのため、私にとって他人との交際は少なからぬ忍耐の試練となる。』

 

他の人の『色』と混じり合いたくない。混じり合うと、『別の色』になってしまう気がする。『別の色』になってしまうのであれば、この世に自分が『元の色』として生まれた意味がなくなる。『元の色』こそが、自分のアイデンティティ(身分証明)なのだ。元々違う要素で出来た個々各人の人格という個性。

 

 

環境も違う。状況も違う。そんなダイバーシティ(多様性)のある差異の中で、独立性を維持して生きるには『殻』が必要になる。他の人と混じり合うと、せっかく磨き上げてきた、その『殻』が破れ、

 

 

『別の色』が混入して、『元の色』を見誤ってしまうのだ。

 

 

他の色に染められたその色は、本当に『自分』なのだろうか。高潔な人格を追求する人間ほど、そういう潔癖症になる。だが、今の自分の『色』は、本当に『自分の要素だけで構成されている』のだろうか。単なる思い違いなのかもしれない。自分が限りなく透明に近い存在だと考えていることは。知らぬ間に『刷り込まれて』いる。偉人、賢人の『知』の、多大なる影響も受けている。『血』と『細胞』が、受け継がれている。

 

吉田松陰は、

 

と言ったが、『忍耐の試練』と感じるならば、その相手は『自分に遠い悪い性質』の要素で出来た人なのだ。その要素は、取り入れる必要はない。だが、取り入れるべく要素もあるはずだ。自分が神でもない限り。

 

byヴォルテール

 

 

 

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