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トルストイ『子羊を食らう前に泣く狼と、泣かない狼では、どちらがより酷いだろうか。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

見えて来るのは『理性の有無』である。悪いと思っているから泣いて、悪いと思っていないから涙は出ない。本能のままに、野性的に、自分の命を守るために他の肉を食う。それが野生の狼という存在であり、思慮の持たない動物の実態である。

 

 

もし、『泣く』のであれば、それは『命の尊さ』をわかっていて、それによって悲しむ相手の家族のことや、それまでの思い出が頭をよぎるような、そういう発達した脳を持った動物ということになる。

 

しかし、そんな動物はいない。

 

…いや、いた。『人間』である。

 

人間は、ベジタリアンや動物愛護団体の活動を見て見ぬフリして、今日も明日も、自分の口に慣れた動物や魚の肉を食らい、人生を意気揚々と生きているわけだが、人間は狼とは違い、『見て見ぬフリ』をしているのだ。ここがポイントである。悪いと思っていて肉を食べるのと、悪いと思っていないで肉を食べる。同じ肉を食べるという行為だが、一体どちらがより『悪』に近い行為なのだろうか。

 

しかし、ドイツの哲学者、ヤスパースは言った。

 

そんなことを考えているのは人間だけなのかもしれない。この世には善も悪も無く、我々人間も単なる、宇宙の片隅にある地球に住む、一過性の動物に過ぎないのかもしれない。

 

 

関連リンク:ルフィ『海賊は肉で宴をやるけどヒーローは肉を人に分け与える奴の事だ!!おれは肉を食いてェ!!!』

 

 

 

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