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トルストイ『人間の真価は分数のようなものだ。分母は自己の評価、分子は他人による評価である。分母が大きくなるほど、結局、真価は小さくなる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

これは良い言葉だ。久しぶりに名言らしい言葉を聞いた。自分の自己評価が高ければ高いほど、人からの信頼は落ちる。その理由は、まず『ハードルが上がる』からだ。

 

 

要は、『俺は左だぜ!』と言って左のメーターを意識させ、実際の結果は右だった、となってしまう為、そこでがっかりするのである。よほど『有言実行』の言葉の意味を熟知していない限り、自分で自分のハードルは上げない方が良い。

 

またもう一つは、『偉そうな人に偉い人はいない』ということが言えるわけだ。私は、実に色々な人を、老若男女問わず見てきたが、この言葉はピタリ当てはまる。ズバリの言葉として、覚えておくべき考え方だ。『実るほど頭が下がる稲穂かな』という言葉にもある通りである。

 

極真空手創始者、大山倍達は、

 

と言ったが、目は高くても、頭は低くすることが、人間に与えられたノルマである。

 

道教の創案者の一人、老子も、

 

と言い、ドイツの哲学者、ディルタイも、

 

こう言ったが、自分の評価は、他人にしてもらうのが当たり前だ、という謙虚な心構えが欲しい。これは余談だが、私はかつて、それに徹しすぎて逆効果になってしまったことがある。『出る杭は打たれる』という言葉は本当だ。そういう『群集の心理』も併せて考えなければならない。私は経験者として、それを断言する。

 

 

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