偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
キルケゴールのこの記事で書いたのは、
ボナールのこの言葉と無関係ではない。
私の部下には『吃音症』という、言語障害を持った人間がいて、それは保険が降りる、れっきとした疾病なのである。黙り込んでしまうのだ。最初の頃はひどく、質問をしたとき、30分間黙り込んで突っ立っているということがあった。その映像が頭に浮かぶだろうか。今浮かんだのは、せい3分くらいだろう。実際に30分近くで黙り込んで突っ立っていて、その間、ずっと返答を待たなければならない構図を想像してもらいたい。
『異常』である。
決して『正常』ではない。事実として、『病気』なのだから。それは、『健常』ではない。『異常』なのである。だから私は、その社員と行動する時は、彼の分まで、私がしゃべり続けなければならない。つまりソフォクレスの言葉は、私に響くことは無い。
…と、悲劇のヒーローを気取ることもできるが、それだとまだまだ未熟だ。青い。それでも私には、彼が黙り込んでいる時間を一緒に耐え忍んで付き合ってあげ、彼に喋らせ、自信をつけさせ、カウンセラーの様に、彼の言語障害を治療してあげる、という選択肢もあるのだ。
それは極めて困難なこと故に、その選択肢がないことにして、隠蔽してしまった方が『楽』だが、それだとまだまだ未熟だと言ったのだ。私は未熟な人間に成り下がるくらいなら、もう命を終えたい。生きている間は、チャンスがあり、可能性がある。そう信じて、粘り強くこの問題の解決を模索したい。
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