偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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考察
『ある者は過去の記憶をむし返して、我と我が身をさいなみ続けるある者はまだ見ぬ罪におびえて、我と我が身を傷つける。どちらも愚かきわまることだ。過去はもはや関係がなく、未来はまだ来ぬ。』
マルクスは言った。
アインシュタインは言った。
だから、『過去が関係ない』ということはない。経済学の巨人と言われたガルブレイスは、1636年のチューリップ狂の経験以来、 何も変わらないある法則を見極めていた。著書『バブルの物語』にはこうある。
『個人も機関も、富の増大から得られるすばらしい満足感のとりこになる。これには自分の洞察力がすぐれているからだという幻想がつきものなのであるが、この幻想は、自分および他の人の知性は金の所有と密接に歩調をそろえて進んでいるという一般的な受け止め方によって守られている。』
(関連リンク:ロビン『愚か者は極まってそう言うわ』)
過去をなきものにする発想をすると、同じ過ちを繰り返すことになる。マルクスが言うように、それでは茶番と同じである。だから過去に何があったかを人間はよく理解する必要がある。それは例えば、ブッダのこの記事で書いた様に。
しかしキリストが、『明日は明日の風が吹く』と言う様に、
ということで、将来について憂うことも、過去について囚われることも、現在をおろそかにするほど重要なことではないのだ。つまるところこういうことだ。
アウレリウスは言った。
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もう一つの内省
明日も生きていられるのか、どうなるのかなんてわからないが、来ると信じなければ今を頑張ることもできない。未来に希望を持って過ごさなければ、今を全力で生きていくことができなくなる。自分の求めているような未来にするために、今までの後悔するようなことに囚われずに、清算してまだ来ていない未来の自分を苦しめないような行動をとっていくことが重要になる。
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