スタンダール『恋は熱病のようなものである。 それは意思とは関係なく生まれ、そして滅びる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[adrotate banner=”6″]

考察

恋が熱病であり、それが自分の意志とは関係ないところで生まれ、滅びる、ということを考えた時、まるで、恋をしている時の自分は、自分が認識ている現在の自分とは違う、全く別の人格であるかのような、そういう印象を受ける。まるで、セパレート型（取り付け、取り外し型）の様に、普段は確かに一つだが、それが恋をすると、そのもう一つの人格が取り外され、普段の人格では考えられないような大胆な行動を取ったり、あるいは傷つきやすくなって、センシティブになる。

 

失恋したとき、まるで心にぽっかりと穴が空いてしまったかのような、そういう印象を得るが、あれはもしかしたら、その取り外されたもう一つの人格が、相手のそれと一心同体となって、まだくっついている。まだその時点では、戻ってきていないのだ。だからそういう喪失感に見舞われているのかもしれない。

 

 

さて、もう一つここに付け加えられる奇妙な話をしよう。権威ある脳科学者が非常に興味深いことを言うのだ。

 

実は、『恋は盲目』という言葉は、本当なのである。恋をするとき、脳内の『テグメンタ』という部分が活性化していて、実は、これがヘロインを使用しているときの脳の状態と酷似しているというのだ。

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律』

同じ人物の名言一覧