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シラー『悪い種子からは悪い実ができる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

この言葉をどう解釈するかによって、人間の運命を大きく変えることになる。まず単純に世間一般の人が考えるのは、『悪い影響を子供に与えない』と考える、その感情についてである。多くの人は、そういう発想をする。それはとても、健全である。どんなに文化が違っても、どんなに偏見で劣悪そうに見えても、相手がその感情を持っていることを確認した途端、人間はホッとするのだ。

 

(よかった。この人も、人間だった。)

 

まずはそれでいい。その考え方は正しい。しかし、次に考えるべきなのは、『カースト制度(身分差別)』についてだ。

 

引用:http://lucky2zacky.jugem.jp/?eid=813

 

上から順に、司祭、王族、平民、奴隷、奴隷でもない人。1950年にインド憲法によって全面禁止された身分制度だが、ヒンズー教社会では、今もまだ身分制度は根付いているという。彼らは、自分よりも身分の低い人間に対して、その人権を高く評価しない発想を持っている。例えば、女性などが経済的成功をおさめ、インドに旅行に行っただけで、(女ごときが)という発想の下、女性を暴行しようとするのだ。彼らに植えついているのは、

奴隷の子は奴隷だろ

 

という、『カルマと輪廻』という負の連鎖のキーワードである。『カルマ(業)』、つまり、自分がやったこと。それが『善いカルマ』なら、それは連鎖され、『悪いカルマ』であれば、それも当然連鎖される。『輪廻』、つまり、生まれ変わりだ。死んで生まれ変わっても、『奴隷は奴隷』なのである。その奴隷の子孫も全て、『奴隷』だ。

 

では、こうした考え方を一通り考えた後、冒頭に挙げた世間一般の人というのは、一体誰のことだろうか。ここで挙げた彼らも、『世間一般の人』ではないのだろうか。もう一度言おう。この言葉をどう解釈するかによって、人間の運命を大きく変えることになる。

 

 

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