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シラー『学問は、ある人にとっては神々しい女神であり、またある人にとってはバターをくれる有能な牝牛である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

どっちも似たような意味なのに、わざわざ『神々しい女神』と『有能な牝牛』とに分けている。だとすると、そこに浮き彫りになる二つの人物像とは、『宗教者』と『哲学者』である。『神々しい』と『女神』という表現を使う前者は、宗教者だ。自分の存在ではなく、絶対的な存在を主として、崇める。メリットは、謙虚な人間になることであり、デメリットは、盲信的になることである。

 

 

『バターをくれる』と『有能な牝牛』という表現を使う後者は、哲学者だ。自分が人生の主体者であり、自分の努力次第で、人性はいかようにも姿形を変える、という考え方を持っている。メリットは、有能な人間になることであり、デメリットは、傲慢不遜に陥ることである。例えば、ガリレオコペルニクスが『地動説』を説くまでは、キリスト教で信じられていた『天動説』が常識だった。

 

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しかし真実は、『地動説』に近かったわけで、

 

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更には、地球も太陽も、宇宙の真ん中ではなかったのだ。しかし、この時代の人間は、『天動説を信じていた(間違った事実を、真実だと勘違いしていた)』のである。この『聖書』という書物一つの考え方だけでも、これは考えさせられる話である。

 

 

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