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ジョン・スチュアート・ミル『人間性は樹木のようなものだ。指定された仕事を機械的に正確にやらされるわけではなく、あらゆる方向に伸び拡がらなければならない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

しかしそのあらゆる方向に伸び広がった延長線上にあるのが、『多様性』だ。それは例えば、国家、言語、法律、宗教である。では、一気に核心を突こう。『テロリズム』は?それはどうなのだろうか。いや、人間性というくらいだから、例えばスポーツとか、仕事とか、自分に合った、合わないということを模索していき、そして自分の命が最も躍動する天職や、素晴らしい活動に人生を捧げるべき、という発想があることは間違いないのだろうが、

 

いやだから、『テロリズム』はどうなのだ。『戦争』は?私がこの『多様性』についての答えを出すには、まだまだ時間がかかりそうだ。もしかしたら死ぬ瞬間に、ある種の悟りの境地を開いて、

 

(ああ、これら一切のことが、この世だったんだ。大嫌いだったはずの虫でさえも、苦手だったはずのあの人も、今ではみんな、愛おしい。多様性があってよかったんだ。)

 

と思うのかもしれないが、しかし、それは本当に『ある種の麻痺』にかかっていないだろうか。『妙な正当化』にひた走っていないだろうか。何しろ、その瞬間にも、人が理不尽に殺されてしまっているのだ。いや、確かに全ての生命はいずれ必ず尽き果てる運命だが、私は一つだけ蓋然性が高いと睨んでいるのは、

 

孔子

孔子

ソクラテス

ソクラテス

ブッダ

ブッダ

キリスト

キリスト

 

彼らが生きた2000年、2500年前から数えても、人間はまだ、『最高到達地点』に辿り着いていない可能性が高いということだ。もし、とっくに辿り着いているのであれば、テロや戦争や犯罪が起きることは、『自然』だと考えなければならない。それが起きている以上、人間が口を揃えて唱え続けている『世界平和』は一生実現されないわけだが、『世界平和は実現しない』とか、『この世は混沌そのものである』ということが『最高到達地点』なのであれば、多様性があっていい、という結論に至る。

 

そういうことなのだろうか。それとも、まだ空白があるのだろうか。

 

 

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