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ショーペン・ハウエル『誰もが自分自身の視野の限界を世界の限界だと思い込んでいる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

例えば下記の図、『ウロボロスの輪』を見たってそうだ。

 

ウロボロスの図(画像

 

自分たちが目で見えて認識している以外の場所にも、きちんと世界は認識している。エネルギー不変の法則とは、リンク先に書いたとおり、エネルギーの総和は、燃えても死んでも灰になっても、『変わらない』という事実のことであるが、だとすると、我々とて一つのエネルギーその規模にまで視野を広げて考えると、なんとまあこの世のすべてに対し、『執着』というより、『愛着』さえ湧いてくるのではないだろうか。

 

私はまだそんなブッダの様な境地に立っているわけではないが、自分の目で見えて、あるいは脳で認識できているものがすべてではない。そんな認識を一つ持てるだけでも、まずは十分だろう。

 

『誰もが自分自身の視野の限界を世界の限界だと思い込んでいる。』

 

相手が憤り、激昂しているとき、争い、問題の根幹がわからないとき、この様な視野を持っているかいないかが、命運を決めることになる。

 

カエサルは言った。

 

人間が『自分自身の視野の限界がこの世界の限界だと思ってしまう』のは、自分の見たいものしか見ようとしないからだ。例えば、ガリレオコペルニクスが『地動説』を説くまでは、キリスト教で信じられていた『天動説』が常識だった。

 


画像

 

しかし真実は、『地動説』に近かったわけで、

 


画像

更には、地球も太陽も、宇宙の真ん中ではなかったのだ。しかし、この時代の人間は、『天動説を信じていた(間違った事実を、真実だと勘違いしていた)』のだ。『誰もが自分自身の視野の限界を世界の限界だと思い込んでいる』からこそ、こういう誤解が生まれていたのである。見るべきなのは以下の黄金律だ。

 

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手塚治虫は言った。

 

この世にはこういう視点を持った人間がいる。そういう人間だけが真実を発見することが出来るのだ。

 

 

 

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