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シャンフォール『教育は、道徳と知恵の二つの基盤のうえに立たねばならない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]フランスモラリスト シャンフォール[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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目次

考察

『教育は、道徳と知恵の二つの基盤のうえに立たねばならない。前者は美徳を支えるために、後者は他人の悪徳から自己を守るために。前者に重点をおくと、お人好しか殉教者しか生まれないし、後者に重点をおくと、打算的な利己主義者が生まれる。』

 

道徳と智恵、その両方がなければならない。これは、『お人好し』と『利己主義者』と言っていることからも、『義と利』という風に分けることが出来るわけだ。つまり、義を重んじすぎても物事は進んでいかないし、かといって利を重んじすぎても利己的で自分本位になる。『義利合一』でなければならない。

 

安岡正篤も、

『皆が利を求めて行動するようになると、お互いに忌みあい、必ず人間関係、人間の生活、人間の事業というものを壊してしまう。』

 

と言ったが、孔子孟子の教え、孔孟教(儒教)の基本であるこの『義利合一』というものは、圧倒的な実力を備え持っている。義利合一を押さえて人生を生きることは、人として最も高尚であり、レベルの高い生き方である。まず、利に傾いて生きることなど、中学生でもできる。拝金的になり、自己中心的になり、利己的になれば、それを達成できる。

 

また、義に傾いて生きることは一見すると難しい。だが、もし自分の生まれた身分が『最初から貧困層』であり、『ラチェット効果』が極めて低い生活水準の位置で発揮されていた場合、親も祖父母も皆その様な環境が当たり前とし、死んでいったということであれば、その環境で利を生み出さず、一見して禁欲的に見える水準の低い生活をするということは、別に難易度として、極めて容易である。

 

だが、そういう環境にいる人が、利益を生み出し、それを社会に還元するということは、とても難しいことのはずだ。そういう理由からも、『義利合一』を押さえて生きることが出来る人間は、人として最も難しい人生の生きる道を選択したことに等しい。教育以外のどのような場面でも、この法則は強く働いている。

 

 

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