偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『生きる』ということが、『現在の行動にかまける』ことによって、成し遂げられないということを考えた時、すぐに思いつくのが、ルソーのこの言葉だ。
ここで言う『呼吸』ということは、『行動』ということよりも、『保守的』であり、『静止』している様な印象を得るわけだ。それに比べて、『行動』の方は、『積極的』であり、『流動』している。
ナイチンゲールは言った。
この世は流動変化しているのだ。
ブッダに言わせれば、
時間は流れ、宇宙はうごめき、命の火は消え、物質は分かれる。風は吹き荒れ、大地は鳴り響き、海は揺らいで、炎は燃え盛る。
我々の命も、その他の一切の森羅万象同様、流動変化していくものなのである。最初からそうなっているのである。これこそが、真理なのだ。それなのに、自分がそこに『静止』して、それを『保守』している姿は、『執着』である。『執着』というのは、ブッダの定義する『罪』だ。つまり、それを『しない人』が、『立派な人間』であり、『する人』は、その対極である。
『人間じゃない』という言い方まではしないが、極端に言うなら、そう言い切ってもいい。だとすると、その『人間じゃない人』が送る毎日は、『人生』とは言えないわけである。生きるとは、呼吸することではない。行動することだ。この、流動変化するこの世を『生きる』ということは、そこに静止することではない。
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