index

小林秀雄『現在の行動にばかりかまけていては、生きるという意味が逃げてしまう。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

『生きる』ということが、『現在の行動にかまける』ことによって、成し遂げられないということを考えた時、すぐに思いつくのが、ルソーのこの言葉だ。

 

ここで言う『呼吸』ということは、『行動』ということよりも、『保守的』であり、『静止』している様な印象を得るわけだ。それに比べて、『行動』の方は、『積極的』であり、『流動』している。

 

ナイチンゲールは言った。

 

この世は流動変化しているのだ。

 

ブッダに言わせれば、

ブッダ

 

時間は流れ、宇宙はうごめき、命の火は消え、物質は分かれる。風は吹き荒れ、大地は鳴り響き、海は揺らいで、炎は燃え盛る。

 

我々の命も、その他の一切の森羅万象同様、流動変化していくものなのである。最初からそうなっているのである。これこそが、真理なのだ。それなのに、自分がそこに『静止』して、それを『保守』している姿は、『執着』である。『執着』というのは、ブッダの定義する『罪』だ。つまり、それを『しない人』が、『立派な人間』であり、『する人』は、その対極である。

 

『人間じゃない』という言い方まではしないが、極端に言うなら、そう言い切ってもいい。だとすると、その『人間じゃない人』が送る毎日は、『人生』とは言えないわけである。生きるとは、呼吸することではない。行動することだ。この、流動変化するこの世を『生きる』ということは、そこに静止することではない。

 

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   第10の黄金律 『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   生命が、その命を度外視してなし得ることは、尊い。   『人生は物語の...
あわせて読みたい
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   第11の黄金律 『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   自分のこの命を何と心得る。この広漠とした果てしない宇宙、過去、未来...
あわせて読みたい
『「生きる」ということの本当の意味とは。』   第12の黄金律 『「生きる」ということの本当の意味とは。』   『生きる』というのは命の躍動だ。命の浪費ではない。   『生きるとは呼吸することではない。...
あわせて読みたい
『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』 第32の黄金律 『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』   流動変化するこの世の真理を知り、それに最適化し続けよ。 &...
あわせて読みたい
『前進あるのみ。それ以外は後退だ。』   第33の黄金律 『前進あるのみ。それ以外は後退だ。』   停滞は後退。人は生まれた時から老化していて、この世は流動変化している。   『前進をしない...

同じ人物の名言一覧

あわせて読みたい
小林秀雄の名言・格言一覧 日本の文芸評論家。生誕1902年。男。小林秀雄(画像) 名言一覧 『人間は何もしないで遊んでいる時に育つんだよ。』 『青年にとってはあらゆる思想が、単に己の行動の口...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次