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北野武『自分が生きているという快感がないまま、生きたって記憶も何もないまま、この世から消えることが怖かったのだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『死ぬのが怖くて、どうにもならない時期があった。高校生から大学生にかけての時期は、毎日のように死について考え、死ぬことに怯えながら生きていた。死んだら人間どうなるとか、天国や地獄があるのかとか、形而上学的な問題を思い悩んでいたのではない。自分が生きているという快感がないまま、生きたって記憶も何もないまま、この世から消えることが怖かったのだ。』

 

グレース・ハンセンは言う。

 

北野武が言いたいことは、まさにこういうことなのである。

 

オスカー・ワイルドは言った。

 

そして、ルソーは言った。

 

そういう、ただ『生息』しているような、そういう人生を恐れたのだ。

 

モンテーニュは、

 

と言ったが、自分はこの行く当てのない人生で、この、儚く、虚しいたった一度のい人生で、何をして、何を遺せばいいのだろうか。思慮深い人なら一度は必ず通る、葛藤の道である。

 

ルソーはこうも言った。

 

良いんだ。その葛藤が、『孵化、脱皮』を促すのだ。人間が、ただ『生息』するだけじゃない、一つ上の段階に進むためには、悩み、憂い、葛藤し、堕ちるところまで堕ちる必要がある。そういう『深化の時期』を経て、人生を生きる目的、そして死ぬまでにやるべきことを見出すことが出来るのだ。

 

 

 

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