偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
まずはその通りだ。しかし、その『友情』がどのようなものを指すかだ。とある人物が言った。
『友人なんて、いなくてもいいんだ。』
これだけでは、凡人には理解できない。しかし、彼は違うシーンで、それについて更に掘り下げてこう言った。
『友人なんて、いなくてもいいんだ。友人なんていなくても全然やっていける。何をもって友人と定義するかだ。パーッと騒いで、お喋りするぐらいの仲をそう言うのなら、俺にも友人は数えきれないくらいいる。』
彼はとても思慮深く、哲学的だった。だから、最初の一言で相手に伝わると思っていた。あるいは、最初の一言で伝わって欲しいと願っていた。だから端的に話した。しかし、最初の一言でその全容を理解できる天才は、世の中にはそう多くはない。しかし、彼は『そう多くはないその人物』を心底の部分では探していて、だからこそあえて、『友人になりたい人間』にそう投げかけ、自分の言いたいことの全容を把握できる、『真の友人(理解者)』であることを願いながら、テストしたのだ。
つまり、テストするぐらいなのだから、本当は彼は友人が欲しい。しかし、理解者がおらず、それについて悩まされた。かといって、自分を曲げてでも友人を作り上げるのは違う。そもそも、自分を曲げて作り上げた人間関係に、真の友人(理解者)などいないのだ。孤高に生きる、思慮深いその彼にとっても、心底の部分では『友情が太陽』であることを理解しているのである。
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