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キケロ『始まりは、どんなものでも小さい。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『だから今日の一歩を頑張ろう』と捉えることもできるし、『だからこそ細部の手を抜くな』と捉えることもできる。また、『そんな細かいこといちいちやらなくていいんだよ』と適当になる人間よりも、『前始末』型の人間が高く評価されることになる。見るべきなのは以下の黄金律だ。

 

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『始まりはどんなものでも小さいんだ。だからこういう目に見えない部分の最適化の努力が必要なんだ。いや、重要なんだ。』

 

として、前始末する人間が高く評価されることになる。

 

アリストテレスは言う。

 

これがまさにキケロの言葉と同じ的を射ている。これはつまり二つの意味があって、『些細なことを馬鹿にすると、後で痛い目に遭う』
という『割れ窓理論』について考えられるということと、下記の様なイメージで、少しずつ積み上げていくことが、いずれ大きな力になるという、『塵も積もれば山となる』という教訓について教えられる言葉である。

 

 

アメリカ合衆国建国の父、ベンジャミン・フランクリンは言う。

 

どちらにせよ『今日』を軽んじてはならない。また、これは余談だが、ある不良グループが逮捕沙汰になるまでの喧嘩をした。逮捕された多くの人間が鑑別所や少年院に行くことになり、警察ややくざのような人間まで動いて、なかなか大きな騒ぎとなった。

 

逮捕沙汰

 

しかし、この喧嘩の発端は、『ある少年が、ある少年から裏で悪口を言われた』という理由だけである。たったそれだけのことで少年はその他の仲間を巻き込み、その悪口を言った少年を暴行し、多くの未来ある少年の方向性を、悪化させてしまったのだ。

 

『始まりは、どんなものでも小さい。』

 

小さなことを過小評価してはならない。

 

 

 

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