偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
つまりこういうことだ。最初は原始人だった。食欲、性欲、睡眠欲を満たし、動物の様に野性的に生きていた。道具を手に取り、火を味方につけ、様々な物を発明し、意志疎通して協力し、大きなエネルギーを生み出し、この世に人為的な世界が広がった。『社会制度』だ。法律、仕事、学校、家族、お金等といった、人間が作り出した世界である。
人は、過ちをし、殺したり、犯したり、盗んだりしては野性を暴走させてきた。そしてそれを見た違う人は、心を痛め、病み、そして無残にもそこに発生した毒に侵されて命を落とした。
その『衝動の暴走』で、あまりいい結果が生まれたことは無い。当人が、刹那の快楽を味わうことはあっても、その後に残る悔恨の念と負の連鎖が、無関係の人々の命や精神を汚していって、(このままではいけない)と思って、立ち上がり、そして社会制度が出来たのだ。その本質は、『これで律そう』ということだった。つまり『理性』の誕生である。野性を支配する理性。これを研鑚していったのが、今日という延長線上である。
確かにそれで、理性を導入する前の人間世界から比べると、大分『律する』ことが出来るようになったかもしれない。『ブレーキ』を手に入れたのだ。それで暴走を防ぐことが出来る。これは、対策なのだ。しかし、人間の本質は変わっていないし、それは未来永劫変わることは無い。いくら『本質以外の要素』が研鑚されようが、その決定的な事実から目を逸らしてはならない。そうすれば、人間本位な考え方に成り下がることはないだろう。
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