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ガンジー『人は何度でも立ち上がる。立ち上がっては倒れ、立ち上がっては倒れ、その足元はおぼつかないかもしれない。けれども、立ち上がったことは、一生忘れることのない、かけがえのない記憶となる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

私もよく『転ぶ』方だ。というか、『転ばないように歩く人生』に魅力を感じない。何のことはない。ただ単に、血気盛んなだけである。平均台などを歩いていても、スタスタと早歩きしたくなるタイプだ。ゆっくりと歩けば絶対に渡り切れることがわかっているからである。つまりここで、『その未来』はもう見てしまった。想像の中で、体験してしまった。『ゆっくり歩いたパターン』を、もう体験した。ということは、その通りの人生にしてみせることは、人生の『重複』である。

 

重複

 

私はこの重複が嫌いで、例えばこの文章等も、たまに長文を書いている時、急に誤作動でデータが全部消えてしまって、文章を最初からやり直すことになる時があるが、そういう時私は、漫画の様な声を出して頭をかきむしり、感情が高ぶって、穏やかではいられなくなる。それはもちろん、私だけではないだろう。そして、『同じことをもう一度やる(重複)』ことに、強い抵抗感を覚えるのだ。もう、やる気が起きないのである。感覚で書いているところもあるし、一つ一つが作品のようなものだから、もう同じものは書けないと思うと、何とも言えない喪失感に見舞われるのである。

 

喪失感

 

さて、そんなことで私は、人生が重複しないように、既に頭で考えた『まず当たり障りない展開』は、避けるようにしている。そうするとはやり『転ぶ』ことが多くなるのだ。それだけリスキーな道を選択しているからである。安全な道を行きたければ、『イメージトレーニング済み』の道を行けばいいのだ。だが、私はそうしない。それはたった今書いたとおりだ。

 

アメリカの小説家、ヘンリー・ミラーは言った。

 

彼の言う言葉も、私が言いたいことと同じ的を射ている。そんなことだから、やはりよく転ぶし、壁にぶつかる。しかし、

 

(じゃあ引き返すとなると、あの道の重複だが、それでいいのか?)

 

と自問すると、その道を重複するよりは、全然今の壁を乗り越えることを考えた方が、生きがいを感じるのだ。そしてギリギリのところで乗り越える。いや、『あの重複にはならなかった』という事実を見て、そう、思い込んでいるだけかもしれない。だがとにかく本当に『その重複にはならなかった』のだ。退路を断ち、『重複』を極端に嫌がることで、私は結果的に、今までたくさんの障壁を乗り越えて来た。もちろんまだまだ序の口だ。これからも、今までの経験通りに、乗り越えて見せる。

 

追記:この記事から4年。今も尚私の目の前には大きな壁がいくつも立ちはだかっている。これを乗り越えられる確証などどこにもない。だが、(それでも絶対に乗り越えてやる)という気概だけが、この壁を乗り越えるエネルギー源になるのだ。

 

小説家、吉川栄治は言った。

 

私は忘れてはならない。今この局面こそが、人生のハイライトなのだということを。

 

 

 

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