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ガンジー『明日はもう政府はないと思いなさい。そのとき、あなた自身が政府となるのだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

『自分の身は自分で守るしかない。政府がいかに努力したところで、あなた達を救うことはできまい。どれほどの権力があろうとも、国民の支持が得られない政府など無力だ。だから、明日はもう政府はないと思いなさい。そのとき、あなた自身が政府となるのだ。』

 

リヴァイアサンとは、旧約聖書に出て来る海の怪物だ。イギリスの哲学者、トマス・ホッブズはこの怪物を、『リヴァイアサン=本性』という図式に当てはめて本を書いた。

 

 

人間は元々、生存競争をして争いを繰り広げるのが『自然状態』だという。しかし、あまりにも禍々しい人間の本性(リヴァイアサン)その自然状態が見るのが嫌で、抗い、争うことの権利を政府に譲り渡し、その代わりに本人たちは安穏な日々を追い求めた。国益を守るためには、攻防を繰り広げなければならない。しかし自分たちはノータッチだ。気づいたら政府が当たり前のように国を運営していた世代は、そんなことをすっかり忘れてしまった人間の姿に等しい。脳科学者の茂木健一郎氏は、著書『挑戦する脳』で、この『リヴァイアサン』を引き出して解放させた人間が、大きな結果を出していることに着目している。

さて、そんなことを考えた時、ガンジーの言葉は、どう聞こえるだろうか。我々は『権限移譲』をしているわけだが、それによって『楽』をし、『主体性』を失うことが、『初期設定』の様になってしまっているのだ。リヴァイアサンを引き出して解放する、ということは、主体性を取り戻す、ということと同じ意味だ。実は我々の本来の初期設定は、『主体性』なのである。ガンジーのこの言葉は、このことについて、ハッと目を覚まさせる言葉なのだ。

 

 

 

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