偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
[adrotate banner=”6″]
目次
考察
野球人とは思えない、人として研ぎ澄まされたこの言葉。これに初めて私が出会ったのは、今から13年も前の事だった。書いたとおり、私はこの人物を知らなかった。『企業は』などと言っているから、なおの事だ。私が見たその格言書には、川上哲治とだけ書いてあったのを覚えている。しかし、鮮烈な印象を残したのだ。まだ20歳にもなっていない、未熟な私の心にである。
私はそれまでの半生で、自分の身にあった不運を、親や、人や、周りの環境のせいにして生きながらえていた。本当にそれら周りのせいだったことも、厄介な事実だった。例えば、宗教の強要である。
これは、まだ未熟だった私の心を、これ以上ないほど苦しめた要因の一つだった。
(どう考えたって周りが悪いだろ)
そうやって言い聞かせ、私は自分の権利を奪おうとする全ての存在に牙をむき、やりたい放題の人生を生きた。『自由奔放』と『自由闊達』では意味が違う。他を気にせずやりたいことをやるのが前者、小事を気にしない解放された心があるのが後者。私がなりきっていた人間は、せいぜい10代の考え得る自由奔放な無法者だったのだ。『インサイド・アウト(内から外へ)』。これが、今回のテーマのカギとなるキーワードである。
『許せない』?そりゃあそうだろう。だが、『赦す』のはどうだ。
ブッダは言う。
たとえどんなに漆黒の闇に堕ちようとも、自分の魂の光の輝きまでをも、その闇に埋没させる必要はない。光は、闇をも凌駕する。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『アウトサイド・インではない。インサイド・アウトだ。』
第18の黄金律 『アウトサイド・インではない。インサイド・アウトだ。』 外(環境)が自分の運命を握っているのではない。内(自分の心)がそれを握って...
同じ人物の名言一覧
あわせて読みたい


川上哲治の名言・格言一覧
日本のプロ野球選手。生誕1920年。男。通称『打撃の神様』。川上哲治(画像) 名言一覧 『企業に勤めると、冷や飯を食わされる時もある。その時にグチをこぼしたり、腐...