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亀井勝一郎『徒党というものは一面からいえば孤独に耐え得ざる精神の休憩所だ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

人々は常に、精神の休養を求めている。自分の利益の保守、安全の確保、安定した将来、無難な選択肢、そのどれをとっても利己的であり、背景にあるのは『精神の休養を求める人間の姿』である。それが要らない人は、『孤高』となる。孤独と孤高は違う。

 

アダム・スミスは言った。

 

徒党を組み、群衆の一員となることで、精神の休養を図る。そういう人間は『孤独』に耐えられず、『孤高の人』になれない。『会衆、モッブ、パニック』という集団心理について考えてみたとき、『会衆』とは、受動的な関心で集まった人達の事。『モッブ』とは、強い感情に支配された集団の事で、暴動が起きるケースなどにあたる。『パニック』は、突発的な危険に遭遇して、群衆全体が混乱に陥ることであるが、だとすると群衆に主体性はない。

 

自分の意志でこの世を生きれば、そりゃあ『大変』である。それよりも、カメレオンの様に擬態して、同化した方が『楽』だ。何しろ、自分の個性という『色』を持たないのだから、『他の色』という要素とぶつかり合うことが無く、平安で、安定して、安寧かつ安全な、安穏・安堵の気分を得られ、安心出来る。しかしそれが『楽しい人生』に繋がっているかどうかは、首をかしげざるを得ない。

 

 

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