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カミュ『私の前を歩かないでください。後についていかないかもしれません。私の後ろを歩かないでください。先に立って導かないかもしれません。私と並んで歩いてください。そして私の友でいてください。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

思えば、私が大切な人間関係にかつて求めていたことは、こういうことだった。私は、家庭内で両親にクリスチャンになることを強要されて育ったせいで、人に何かを決めつけられたり、指示されたり、意志をないがしろにされて強要されることを、何よりも嫌がる人間に育った。だから、『私の前を歩く人間』を、常に警戒して、疑っていたのだ。

 

また、かといって『私の後ろ』を歩かれても困った。以前私が起業したての頃、勘違いした愚かな部下が、六本木を歩いている時、ふと後ろの気配に気づいたら、後ろでその部下がポケットに手を入れ、肩で風を切りながら、『俺、六本木を闊歩してます』みたいな気配をさらけ出し、悦に入っているのを見て、すぐさま厳重な注意をし、その軽率な行動を戒めたことがあった。

 

自分一人の力ではそのような行動に出ないその部下が、人としてとても軽薄に見えた。私を利用されている様にも思えた。しかし、表層では『一生ついていきます』などという言葉を軽々しく言うのだ。そして、現在彼はもう私の部下ではない。そういう人間は、根を上げるのも早い。全て、自分だけのことしか考えていなかった証拠なのである。『後ろを歩く人間』は、往々にしてそういう『卑怯』な考え方を持っている印象が強いのだ。いざとなったら責任転嫁するのである。

 

私は、偉そうにされるのも嫌だった。一生が一度しかないのに、先輩や上司、年上がいて、それらが自分よりも偉そうな態度を取り、理不尽を働くことが許せなかった。それは、冒頭にも書いたような精神的トラウマが強く影響していることだろう。そして、表裏的で軽薄なおべっか使いも大嫌いだった。つまるところ私はかつて、大切な人間関係にかつて求めていたことは、こういうことだった。しかし、そういう人間が家庭内にも幼馴染にもいなかったので、私は自然と、四聖偉人に目を向けるようになった。

 

ニュートンは言った。

 

今、私の隣を歩いている人間は、真理である。

 

 

 

 

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