偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
トルストイは言った。
これはどういう意味だろうか。ここにも書いたが、聖書の『伝道者の書 5章』にはこうある。
『見よ。私がよいと見たこと、好ましいことは、神がその人に許されるいのちの日数の間、日の下で骨折るすべての労苦のうちに、しあわせを見つけて、食べたり飲んだりすることだ。これが人の受ける分なのだ。実に神はすべての人間に富と財宝を与え、これを楽しむことを許し、自分の受ける分を受け、自分の労苦を喜ぶようにされた。これこそが神の賜物である。こういう人は、自分の生涯のことをくよくよ思わない。神が彼の心を喜びで満たされるからだ。』
これを見たうえで、試しにこれに逆らってみるといい。『骨折る労苦』の部分を無視するのだ。そして、『毎日やりたい放題』にやってみせるのだ。最初は楽しい。なにしろ、『解放』された。抑圧からの解放である。当然、そう感じるだけ、自由に振る舞わなければならない。だが、1か月、2ヵ月時を進めて見よう。どうだろうか。正直、ピザの味もラーメンの味も飽きた。SEXだってゲームだって、毎日やりたい放題やってきて、飽き飽きだ。つまらない。もう、うんざりなのである。それはなぜだろうか?
ヒントは前述した聖書とトルストイの言葉、そしてカミュの言葉、あるいは、『限界効用の逓減』という、からくりにある。これは、『人間の仕組み』である。精密機械を水に浸けると破損する事実のように、ごくごく淡々と、この事実を受け入れるべきである。
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