偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
お菓子を求めた少年時代。恋人を求めた青年時代。刺激を求めた中年時代。いつもこちらから求めていたのは、刺激と報酬と生きてる意味だった。
ゲーテは言う。
しかし、生死をさ迷い、大切な身内を失い、生きてる意味、そして死んでいく運命を悟った時、『生きてるだけで、丸儲け。』だということを思い知ったのだ。何でもない毎日がやってくる。こんなに恵まれていることはない。我々は、たった一度の人生を生きているのである。
『この年になると、じっとしているだけで、うれしいことが向こうからやってくる。』
老年になると、年金も出るし、貯金もあるし、何らかの積み上げた投資からの支払いもあったり、子供ができたり、子供が孫を連れて来たり、仕事という義務から解放されて、のどかな一日がやってきたりと、様々な恩恵が得られるようになる。『嬉しいこと』の価値も言ったように、引き下げられる。何でもない毎日がやってくるだけで、毎日が幸せだと思えるように感じる。子どもの頃は何とも思わなかったドラマや映画のシーンも、自分が生きた経験値が高ければ高いほどぐっと心に染み、感情移入できるようになり、涙腺も弱くなる。幸せだと感じることが多くなる。
そう考えると人間は、そういう『完熟した老年』になるために、人生の酸っぱさや甘さを経験しているのかもしれない。もちろんその老年たる期間は短いし、老年になる前に亡くなった人は大勢いるから一概には言えないが、一つだけいるのは、老年とはすばらしい時期だということなのだ。素直にそれに感謝したい。
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