偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本の実業家 鍵山秀三郎[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
『各種のセミナーで、「会社は利益をあげないと一人前ではない。まず一億円以上の利益をあげないと一流の経営者としての資格などない」と言われる。私の知人のある経営者はその言葉を信じて、一億円の利益をあげるまでにがんばった。ところが目標が達成されたからいい会社になったかというと、決してそうではありませんでした。社員それぞれが勝手なことを言い出して、社風が悪くなった。おりしもバブルが崩壊し始めて、売上が下がっていく。彼は真っ青になりました。
私が彼と出会ったのはそんな状態のときでした。私は売上よりも大切なものがあると諭しました。その後、彼が私の助言で経営のやり方を変えたところ、会社がよくなったのです。今は売上がピーク時から比べると4割減、半分になることすらあります。ところが自己資本比率は90%、キャッシュフローは300%という強い経営体質の会社になりました。
ですから知人は、もしあのとき、あのまましゃにむに売上、利益に固執していたら、会社はなくなっていたと思うと述懐していました。目に見える、数値で示されるものだけを追い求めていくと、結局行き詰まるのです。』
利益だけを追求する拝金的な思考は、私にもよくわかる。私がかつて、そうだったからだしかし、その最中でも、常に違和感はあった。この生き方で、本当に人として悔いを残さないか、それまで生きて、見て、触れて、聞いていた全ての賢人たちの教えが、浮足立っている私の足の下から、じっとこちらを見ているような、そういう違和感を常に抱いていた。『睨んでいる』というのともちょっと違う。ただひたすら、じっとこちらを見ていて、そのまなざしは優しく、しかし、とてつもなく力強かった。
そんな折、『義利合一』の考え方に出会ったのだ。『膨張』と『成長』は違う。すぐに弾けて消える、バブル(泡)の様な膨張をしたければそのまま拝金的な人生を生きればよかった。しかし、もし、このたった一度の人生に悔いを残したくないのであれば、膨張路線から外れ、歩くべき人の道を歩く必要があったのだ。
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