偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『天命』の話はさておき、とにかく言えるのは人のせいにする人間を俯瞰で見た時の、そのむず痒さといった事実についてである。やはりそれよりも、『自分の身の回りで起きていることは、全て自分の責任』だということを自覚している人間の方が、見ていて清々しく、気持ちが良くなる事実があるのだ。
例えば幼少期、家庭内で複雑な問題があった。それがなければ、あるいは多くの人々から称賛されるような、そういう仕事に就いて、いわゆる真っ当な人生を歩くことが出来たのかもしれない。それが理由でその道を諦めることになったが、本当は実力的に、その道に行くことは出来た可能性がある。
そんな時、人間は自分をその『なれたかもしれない未来』と、現在の自分とのギャップを見て、『不幸だ』と思うことも出来るし、『これが俺の人生なんだから、他の可能性を羨むことは自殺行為だ』と考えることもできるわけだ。
ブッダは言った。
『天上天下唯我独尊』だと。これは、『自分はこの世で最も崇高な、神なのだ』という意味ではない。
『この世に自分という存在はたった一人しかいない。唯一無二の人生を、悔いの無いように生きるべし。』
という、真理を突いた言葉なのである。この、自分が生まれた一切の環境や状況こそが、『天命』なのだ。だとしたら、その一切を受け入れ、愛し、それを生き貫くことこそ、命を全うすることに等しいのだと考えたい。
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