index

貝原益軒『人の目は百里の遠きを見れども、その背を見ず。明鏡といえども、その裏を照らさず。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

人間の『見識』の話である。簡単に言えば、見識の高い人間というものは、ごくごく稀にしかいないということだ。例えばこういう話がある。あるとき、筆一本で食べていこうと決意した尾崎行雄福沢諭吉を訪ねたときの話だ。尾崎が『識者(物事の正しい判断力を持っている人。見識のある人)』にさえわかってもらえればそれでいいから、そういう本を書きたいと話したところ、福沢は、

 

福沢諭吉
馬鹿者!

 

と一喝した後、こう言ったのだ。

 

普通、『識者』自体が珍しいのに、その識者に向けて、本を書くという尾崎行雄は、どう考えたって、賢い。だが、それを『馬鹿者』呼ばわりした福沢諭吉の目は、もっと鋭かった。その意味は、この話によく目を凝らせば、おのずと見えて来るだろう。

 

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『自分のものに出来ない知識は、自分の知識とは言えない。』 第25の黄金律 『自分のものに出来ない知識は、自分の知識とは言えない。』   知識と知恵は違う。それを理解するのが知性だ。   『知識をつけることは、行動の...

同じ人物の名言一覧

あわせて読みたい
貝原益軒の名言・格言一覧 日本の儒学者。生誕1630年。男。貝原益軒(画像) 名言一覧 『心を平にし、気を和やかにす。これ身を養い、徳を養うの工夫。』 『病ある人、養生の道をばかたく慎みて、...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次