偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
平常心、そして克己心。それさえあるなら、それはもう徳を養う土壌が整ったのと同じだ。何しろ『徳』とは、『精神の修養によってその身に得たすぐれた品性』の意味。『人徳』とは、その人が持っている品格という意味だ。それらがなければ、およそ『精神の修養』など出来ない。修養に至る前に我を見失い、心が乱れ、気づいたら道を踏み外し、失敗をしている。徳の習得に何より重要なのが、平常心と克己心なのだ。
それさえあれば、まるで渇いたスポンジが水を吸収するように、徳でも教養でも、みるみる得ていくのである。私などは、煩悩の塊だった。私利私欲に突き動かされ、それに衝き動かされることが、『自分らしく生きている』のだと勘違いしていたのだ。しかし実際は、それは衝動に支配されていただけだった。それを律する心こそ、『克己心』だったのである。それが欠如した当時に、養えたことが何か思い出しても見当たらない。それを踏まえたうえでもう一度考えると、ここに書いたことの深さが、グッと深まるだろう。
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