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相田みつを『いいですか いくらのろくてもかまいませんよ たいせつなことは いつでも前をむいて 自分の道を歩くことですよ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

相田みつをの言葉は、この手の言葉が多い。大勢の人が、彼の言葉に励まされ、慰められることだろう。まったく、余計なお世話である。いや、こう言うのには理由がある。私は、『のろい成長をする人間が、無責任にしか見えない』のである。それはもしかしたら、早くに父親を亡くしていることも影響しているかもしれない。この人生が有限であるということを、人よりも強く認識しているからなのかもしれない。

 

そして、プルタルコスはこう言い、

 

ルソーはこう言い、

 

オスカー・ワイルドがこう言った様に、

 

『生きるということはどういうことか』ということについて、人一倍熟慮したからなのかもしれない。両親が宗教を強要してきて、宗教自体を嫌いになり、『慰め』を追求する人間の実態が、醜いものに見えてしまうようになったからなのかもしれない。

 

また、相田みつをの、

『少しずつやっていけばいいんだよ 具体的にね』

 

という言葉を気に入った友人が、『悪友』でしかなかったということ、彼が取るに足らぬ人物に成り下がり、あるいは自身の自堕落な人生を正当化する為に、それを援用していたことを見たことが、影響しているかもしれない。従って、私の様な人間には『のろくても構わない』というのは、無責任かつ浅薄なように思える。

 

ジャン・パウルはこう言ったが、

 

『のろく生きる』というのは、『現状の自分を大切にし、現状の自分が無理だと思わないペースで生きる』ということになるわけだが、それは、ジャン・パウルがここで言う、『パラパラ』なのか『念入り』なのか、どちらに該当するのだろうか。『いつでも前をむいて自分の道を歩く』ということが大切だということには、納得がいく。だが、『現状の自分が無理だと思わないペースで生きる』ことを正当化したら、私の父親が亡くなる前に生きていたペースを、許さなければならなくなってくる。

 

だが、私は断じて許さない。親の命も、自分の命も、『本当に有限なのだ』ということを理解していれば、私はもっと、思慮深い人生を生きていたことだろう。

 

 

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