index

岡本太郎『私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

岡本はこうも言う。

『危険だという道は、必ず自分の行きたい道なのだ。』

『僕はいつでも最低の悪条件に自分を突き落とす。そうすると逆にモリモリッと奮い立つ。自分が精神的にマイナスの面をしょい込むときこそ、自他に挑むんだ。駄目だ、と思ったら、じゃあやってやろう、というのが僕の主義。最大の敵は自分なんだ。』

 

困難な道を避けて通る気持ちはわかるが、冷静に考えたい。平坦な道を歩くことは、『想像』できないのだろうか。簡単に想像できるはずだ。何しろ今までの人生で、幼少のころなどを思い出しても、すぐに同じような道を歩いた経験を思い出せる。つまり、もし想像できるならもうそこで、つまり想像上で、一度『歩いた』ことにならないだろうか。私なら同じ道を二度歩くことを避けたい。何しろこの人生は無限ではなく、有限だからだ。

 

セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長兼CEOの、鈴木敏文はこう言っている。

 

困難に見える道は、『困難に見えているだけ』だ。登山をした人は皆知っている。別に、登ってしまえば、なんてことはない。もちろん、絶対に自然を舐めてはならない。山を舐めたらひどい目に遭うだろう。山が厳かであればあるほど、命を落とすこともある。だが、どちらにせよどうせ死ぬのだ。最初からこの人生は一度しかない。一度しかない登山で、道が二手に分かれ、楽な道と困難な道を選ぶことになれば、どちらを選べば『命を使い切った』と思うだろうか。『道の選択』で問われるのはそういう問題だ。

 

登山

 

例えば、剣を振り落されたとき、背中を向けてそこから逃げるのではなく、実は思い切って相手の顔に踏み込んだ方が、斬られなくて済むということがある。むしろ逃げたら、剣の間合いにちょうど入って、ズバッと思い切り斬られてしまうのだ。

 

楽な道は、背中を向けて逃げる選択肢を選んだ道だ。それなら勇気を振り絞る必要はない。本能に任せて、いつも通りだらだらと、反応的に、私利私欲に身を任せ、あるいは自己防衛という名の下に、敵に背中を向けて泣き叫んで逃げればいいだけだ。しかし、その道を選んだとしても、生き延びれるかどうかはわからないのだ。そう考えると困難な道とは、人生を全うするために避けて通れない道なのかもしれない。

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』   第9の黄金律 『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』   他と異なることで迷うことなど何もない。元より、唯一無二の命なのだ。例えば、それだけでそこには...
あわせて読みたい
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   第10の黄金律 『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   生命が、その命を度外視してなし得ることは、尊い。   『人生は物語の...
あわせて読みたい
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   第11の黄金律 『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   自分のこの命を何と心得る。この広漠とした果てしない宇宙、過去、未来...
あわせて読みたい
『「生きる」ということの本当の意味とは。』   第12の黄金律 『「生きる」ということの本当の意味とは。』   『生きる』というのは命の躍動だ。命の浪費ではない。   『生きるとは呼吸することではない。...

同じ人物の名言一覧

あわせて読みたい
岡本太郎の名言・格言一覧 日本の芸術家。男。通称『天才芸術家』。岡本太郎(画像) 名言一覧 『私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた。』 『僕は流れるって感じが好き...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次