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大江健三郎『文学は、人間を根本から、励ますものでなければならないと思います。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

つまり『表層』ではないのだ。『根本』である。表層に見える木の枝や木の葉と、根本たる根っこの部分は大きく違う。

 

ブッダは言った。

ブッダ

 

『木をノコギリで切り倒しても、その根っこが強力なら再びニョキニョキ生えてくる。それに似て、君の心に巣食った欠乏感があまりに強力な呪いであるがゆえ、一時的に落ち着いても根は生きているから、すぐにまたニョキニョキと伸び、 苦しくなり、『足りなく』なる。』

 

 

つまり、表層たる木の枝や木の葉に対し、まるでクリスマスツリーのように電飾を飾りつけ、彩ることは、浅薄である。木の枝も、木の葉も、木の幹でさえも、それを切り落としてその場しのぎをしたところで、また同じ木の根から、同じ幹が生えて来るに決まっている。『根本から励ます』と言っているのだ。『表層を彩る』と言っているのではない。

 

ある日のPRESIDENTにはこうあった。

失うことに抵抗が無い

稼ぐ人は、お金やものに執着しない。それどころかいまの仕事や地位にも固執しない。安定して収入を得られるポジションにいても、あっさり捨てて転職や独立をしたり、まったく違う分野に挑戦する。現状が頭打ちだから新天地を求めるというわけでもない。たとえ将来が約束されても、そんなことに関心がないかのように環境を変えていく。いま持っているものを失うことに、なぜ抵抗が無いのか。それは根底のところで自分というものを信じているからだ。

 

成功する人は、どのような環境になってもまわりの人とうまくやれるし、食べていけるという自信を持っている。稼ぐ人は、成功するための原理原則を知っているといってもいい。成功するためには土台になる考え方、つまり原理原則とそれを具体化する技術の両方が必要だが、原理原則さえ本物であれば、じつは何をやっても成功する。企業も同じ。成長し続ける企業は、市場の変化に応じて新しい商品やサービスを出していく。そうした企業は、高い開発力に成長の秘密があると考えられがちだ。

 

しかし、ほんとうに大事なのは理念やミッションだ。企業活動のベースとなる考え方がしっかりしているからこそ、現象に合わせて対応を柔軟に変えていけるのだ。松下幸之助稲盛和夫の本を読むと、描かれているのは人間観や哲学の話であり、商売の話はほとんど触れられていない。それでも多くの人が手に取るのは、そこに原理原則があるからだ。

 

松下幸之助や稲盛和夫といった本物の人間が、なぜ表層である商売の話をしないのか。そこにカギがある。

 

 

 

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