偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
ブッダは言った。
しかし、ソクラテスは、
と言ったし、
とも言った。では一体どうすればいいのだろうか。
ブッダは、
『私の言葉も、真理すらもまた、生きる智慧なのだから、あくまでも生き抜く智慧として真剣に耳を傾け、その後は、それに依存する必要はない。』
と言っていて、ソクラテスは、
『私は真理の為に生き、そして真理の為に死ぬ。』
と言っているのだ。しかし見間違えてはいけないのは、ブッダやエマーソンが言うのは、『真理の一面だけに着目するな』ということである。自分が理解できる真理の一面だけにすがりついて執着すると、それが発端となってぎこちない軋轢を生み出すことがある。
では、ソクラテスは『真理の全容を把握』していたのだろうか。いや、していないだろう。だからソクラテスは、旧友のクリトンに脱獄をすすめられても断り、
と言って無実の罪なのに、毒杯を飲んでこの世を去ったのだ。
『かもしれない』
と言ってしまっている。その時点ですでに、『全容を把握』していない。そう考えると、ソクラテスほどの真理に造詣が深い人物でさえ、『真理の一面』しか理解していないのだ。しかし、私の目にはソクラテスが『真理を歪めた』様には映らない。むしろ歪めたのは、ソクラテスを処刑に導いた、アニュトス、メレトス、リュコンを筆頭とした、大衆の方である。ソクラテスやキリストが処刑されたということは、『真理が歪んだ』ということなのだろうか。
この話は実に奥が深そうだ。時間をかけてこの続きの答えを出そう。
関連リンク:『良質』を紐解くために避けて通れない15のトピック
追記:そしてこのサイトの集大成として書いた記事がこれだ。以下の記事を見るとここに書いたことへの理解が更に深くなる。
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