偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
まず最初に『ねばならない』という言い方をしているところがポイントだ。これがもし、最後の『善を受け取るだろう』という部分だけに繋げるために、『種を蒔けば必ず刈り取れる法則があるのだ』という言い方だと、人間本位で自分本位で、とにかく『蒔く』その行為自体に、下心が垣間見えて、無様である。
しかし、『ねばならない』として、『それがこの世の掟なのだ』という方向にし、その後に『人を殴れば自分も苦しむことになる』という、因果応報的な言い回しをしていることで、この言葉は人間本位にはならない。善い事だけではなく、悪い事も必ず返ってくるのである、ということを『戒め』ているからだ。
たとえ意味は同じようであっても、その言い回しが出来るか出来ないかで、雲泥の差が開くだろう。例えば『金の斧銀の斧』はどうだ。この話を『援用』し、『短絡的』に考えたことによって、最初の人物の真似をしてわざと斧を湖に放り込んだ人間は、それを見抜かれ、何も得ることが出来なかった。そこにあったのは『謙虚さ』という『善』ではなく、『下心』という『悪(私利私欲を正当化する自分本位な人間)』の心があったからである。
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