偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
[adrotate banner=”6″]
目次
考察
『快楽に抵抗する人は賢者。快楽の奴隷になるのは愚者。』
エピクテトスのこの言葉を理解する為に見るべきなのは、次の二大宗教の絶対軸となる教訓である。
ダンテは言った。
聖書における『ヘブライ人の手紙』には、『父が子供を叱るとき』について、こう書いてある。
『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』
つまり人間には『聖性と魔性』の両面がある。
その内、父が子を叱った場所には『愛(聖性)』が宿り、『魔が刺した』人間には『罪(魔性)』が宿っていることになる。だとしたら、見えて来るのは『聖性を優位にし、魔性を劣位にする』ということで、そこにあるのは、魔性と聖性の真剣勝負である。更に言えば、昨今一部の狂信者が世界を騒がせているが、イスラム教における『ジ・ハード(聖戦)』とは、何も人を惨殺することを許可する、という凶悪な概念ではない。
『神の為に奮闘する』ことを意味し、つまり、その『神』というものは、しばしば『愛、真理』と『=』であると考えられるわけで、例えば、『人に裏切られ、殺意を覚えた』というとき、そこに現れるのは間違いなく『魔性の疼き』であるわけだが、しかし、それを聖性の力で劣位にさせよう、という『闘い』こそが、この『ジ・ハード(聖戦)』なのである。
これでもうわかったはずである。快楽の奴隷になるのは、『魔性に支配された者』であり、『聖戦に敗れた者』であり、『愚者』だ。快楽に抵抗する者は、『聖性を優位にさせた者』であり、『聖戦に勝利した者』であり、『賢者』だ。
ドストエフスキーは言った。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』
第15の黄金律 『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』 確かに人間は、闘わなければならない。だが、その相手は『外』にはいない。 『...
同じ人物の名言一覧
あわせて読みたい


エピクテトスの名言・格言一覧
古代ギリシャの哲学者。生誕紀元前50年頃。男。エピクテトス(画像) 名言一覧 『与えられたるものを受けよ。与えられたるものを活かせ。』 『自分が不幸なとき、他の人...