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『ガガーリン 世界を変えた108分』 レビュー(感想)

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ガガーリン 世界を変えた108分

ポスター画像出典:『映画.com

 

言わずと知れた、世界初の有人宇宙飛行に成功した人物である。この後、アメリカのアームストロングが世界初『月に到達した人物』として歴史に名を残したが、宇宙空間に出て、生きて帰ってこられるかが分からない中、命がけで人類の進歩に貢献した人物と言っていいだろう。だが、それは本当に人類だったか。『ソ連』じゃなかったか。実はこの物語は『宗教』の話でもある。

 

宇宙から帰還したガガーリンの歓迎パーティにロシア正教のモスクワ総主教アレクシー1世が列席しており、ガガーリンに尋ねた。

 

総主教
宇宙を飛んでいたとき、神の姿を見ただろうか。
ガガーリン
見えませんでした。
総主教
わが息子よ、神の姿が見えなかったことは自分の胸だけに収めておくように。

 

しばらくしてフルシチョフがガガーリンに同じことを尋ねた。総主教との約束を思い出したガガーリンはさきほどとは違うことを答えた。

 

ガガーリン
見えました。
総主教
同志よ、神の姿が見えたことは誰にもいわないように。

 

レーニン主義は宗教を否定しているからだ。『神がいるならドイツ人はいない』など、需要なキーワードがいくつも出てくるが、地球平面説、天動説が常識だった時代から、人類はまたこうして一歩真理に近づいていった。だが、間違えてはならない。『宇宙に神がいる』と考えた総主教も、真理から逸れたドイツ人の一時的な暴走も、『神=真理=愛』の図式への理解ですべて解決するといことを。

 

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