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西洋の諺『愛が薄くなると欠点が見えてくる。』

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考察

RAS(網様体賦活系)』とは、脳内にあるフィルターの事である。必要な情報とそうでないものを見分け、不要な情報を遮断する。

 

『スコトーマ』とは、そのRASが出した結果の事である。スコトーマは、もともと眼科の用語で『盲点』を意味するもの。ここでいうスコトーマとは、視覚情報だけでなく、聴覚情報や触覚情報など、全感覚情報を含んでいる。

 

また、よく『恋は盲目』とか『恋をしたらあの子は”こう(視野が狭くなるジェスチャーを入れて)”だから』と聞くと思うが、権威ある脳科学者が非常に興味深いことを言うのだ。

ヘロインをやっているときと、恋をしているときの脳の状態が、瓜二つなんです。』

 

西洋史上もっとも有名な格言家、リヒテンブルグ

 

と言ったが、実は、『恋は盲目』という言葉は、本当なのである。

 

恋をするとき、脳内の『テグメンタ』という部分が活性化していて、実は、これがヘロインを使用しているときの脳の状態と酷似しているというのだ。

 

ドラッグをしている人間、恋で盲目になっている人間、暴食に走る人間等は、まるで何かに憑りつかれているようにも見える。

 

彼らの『スコトーマ』は、『RAS』によって『それのみ』に絞られ、『盲目状態』にある。その時の彼ら、彼女らの『テグメンタ』は、活性化しているだろう。そしてそのうち『テグメンタ』の活発化は弱まり、『RAS』の遮断状況も変わってきて、当然それは『スコトーマ』の差異を生む。

 

その時、『ハッ』と気が付くのである。それまで見えていなかった(遮断されていた)情報に。

 

 

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