偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/02/レディーアイコン4.png” from=”right”]アメリカの教育者 ヘレン・ケラー(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/02/シャーロックホームズアイコン2.png”]ふむ…。[/say]
[adrotate banner=”6″]
考察
何しろ、盲目の彼女が言うのだ。これ以上ない説得力がある。
同じく盲目のミュージシャン、スティービー・ワンダーは、
と言った。まるで彼女らはむしろ、『闇の中で何かを見出した』ように見えるではないか。『ストックデールの逆説』とは、アメリカ最高位の将軍、ストックデールが、ベトナム戦争で捕虜となり、厳しい拷問生活を耐え抜いたときに得た教訓である。厳しい拷問を受けて生き残るのは、そう簡単なことではなかった。
例えば、(クリスマスには出れる)とか、(正月には出れる)とか、そういう淡い期待を持つことでその地獄のような生活を生き抜こうとする人間が大勢いた。それは、せめてもの希望だった。根拠はないが、根拠のない希望にすがりつくだけで人は生きていける。だから多くの人はそうやって自分自身に言い聞かせ、必ずそういう日を迎えればそこを出れると信じた。
しかし、クリスマスには出れなかった。正月にも出れなかった。そして、一人、また一人絶望へと堕ちていき、捕虜たちは命を落としていった。
そんな中ストックデールは、最悪の拷問生活の中、『最後には絶対に釈放されて、平穏な暮らしを取り戻している自分』と、『今よりももっと劣悪な状況に陥った自分』の、両面を想像していた。
ストックデールは、現実逃避をしていなかったのだ。ほかの捕虜たちのように、淡い期待を持つことはなかった。『最後には』助かるが、しかし、それは決してクリスマスや正月とは限らない。だから彼はその特別な日を迎えてそれが何事もなく過ぎても動じなかった。
『闇は不滅の魂の躍進をはばむものではない。』
闇自体が人間の魂を腐敗させるのではない。人間の心が、それを『闇』ととらえるか『光』ととらえるかというだけなのだ。最後に、私が人生の最深部にいるとき、今は亡き、精神分裂病を患っていた叔父がくれた手紙の内容で、締めくくりたい。
『冬が来たなら、春が来る。』
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
[kanren id=”22483″]
同じ人物の名言一覧
[blogcard url=”https://www.a-inquiry.com/helenkeller/”]