偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]フランスの哲学者 ルソー(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
太宰治は言う。
同じことだ。ただ、ルソーの言葉は『貧乏人でも』というところがポイントである。私が太宰治の記事で書いたのは、『途上国に寄付、あるいは援助しないでへらへら笑っておいて、善人ぶるな』という、貧乏人以外の人間への警告だが、ルソーはその貧乏人までをも含めて、詐欺師だと言う。だとしたらこういう意味だ。
『遊ぶ以外にやることがあるだろう。それを隠蔽するなら、皆詐欺師だ』。
それは国民の義務である、『納税、勤労、教育』を果たさずして、権利だけ得ようとすることを揶揄した言い回しである。どれか一つは出来るだろう。そのどれか一つさえやっていれば、ルソーにも『遊んで暮らしている』とは言われないはずだ。それだけではない。『地球人の義務』もある。国民の義務を果たしたらそれでいいのかというと、そういうことにはならない。それらを全て果たしている人がいて、
『俺は全てを果たしているから、やるべきことをやっているから、偉いんだ!』
と思うっている人がいたとしても、その間にも世界で理不尽がまかりとおり、人の命が失われているとしたら、それはその人の責任である。何しろ、そういう人が出来ることがあるはずなのに、『その選択肢はない』という顔をしているのだから。
だがルソーのこの言葉は自身の著書『人間不平等起源論』にある言葉。内容を見ていないから断言できない。ルソーの場合、この社会制度が出来た起源を紐解くような、そういう根本的な話である可能性もある。
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