偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]フィンランドのプログラマー リーナス・トーバルズ[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
プレジデント社『戦略読書日記』にはこうある。
ジェニーンはきっちり将来の計画を立てて、そのとおりに経営しようとするやり方を、軽蔑的な意味を込めて『狙撃方式』と読んでいる。たとえば、こういう成り行きだ。これから何が一番重要になるか。それはエネルギー分野だ。だとしたら油井掘削事業が有望だろう。それをやっている会社のリスクをつくって比較検討し、いちばんいいX社を買収しよう…。
ところが交渉に乗り出してみると、ほかの会社の戦略家たちも同じ理由からX社に狙いを定めている。外的な機会をひととおり調べるだけでは、みんな大体同じことを考えているのである。その結果、買収価格はどんどんどんどん吊り上げられる。よしんば買収できたとして、それを何年で回収できるのか。その間に石油不足という問題自体が片付いてしまったらどうなるのか。
ようするに、経営というのは、誰にも等しく降りかかる機会をとらえて入口を定めるだけではだめで、達成するべき成果、最終的な出口を見極めて、そこから逆算して考えなくてはならないということだ。
『プロフェッショナルマネジャー』の著者、ハロルド・ジェニーンの考え方について書かれた内容だ。と、いうことは、リーナス・トーバルズとは真逆の考え方をしていることがわかる。最終到達地点を先に決定し、そこから逆算して行動するジェニーン。それはまさに、『長期』も『長期』。達成できるかどうかの確約すらない。だがそのおかげで、徹頭徹尾としてぶれずに一貫することが出来、世間の情勢や、膨張的な脇道に逸れ、破裂することのない強さを持つことが出来る。
一方、リーナス・トーバルズのやり方はやり方で、臨機応変に自分のやり方、生き様を変えることが出来る柔軟性がある。波が来た時にそれに乗る。それはまるで波乗りを楽しむサーファーの様だ。生き方は様々である。
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