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ラッセル『思考はまったく、恐ろしい代物だ。思考は、体制を覆す、革命を起こす。秩序を打ち壊す。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『思考はまったく、恐ろしい代物だ。思考は、体制を覆す、革命を起こす。秩序を打ち壊す。思考は、特権や、既存のシステムや快適な習慣には容赦しない。そして平気で地獄のふちをのぞき、恐れることを知らない。思考は偉大であり、迅速であり、自由である。それは世界を照らす明りであり、人間の最も偉大な能力である。』

 

 

結論から言うと、思考とは、デカルトの言う通り、

 

ということで、人間が(自分は人間である)ことを認知する為に必要な、必須のポテンシャルである。それがなければ、人間は自分を自覚することが出来ないから、思考あっての、今の自分の意識なのである。分の名前は何で、家族構成は何で、趣味や、特技や、知識や、見識も、全てこの思考がなければ理解できない概念であり、それが出来ない人間がいたなら、そこにいるのはまるで『もぬけの殻』になって、理性を失った、空虚な肉体である。

 

ラッセルの言う通り、人間の思考というものは、『上』にも『下』にも『横』にも無尽蔵に伸びていくことができ、核爆弾を落として地獄絵図を作り出すことも、森羅万象を愛で、宇宙と一体になることも出来る。

 

臨済宗の祖、栄西は言った。

『天地、我を待つて覆載し、日月我を待つて運行し、四時我を待つて変化し、万物我を待つて発生す。大いなるかな心や。』

 

意味はこうだ。

『人間の心は広大だ。天空の高さには圧倒されるが、心はその高さをも超えることができる。大地の厚さはとてつもないものだが、心はその厚さをも超えることができる。太陽や月の光は厳かで秀麗だが、心の輝きはその光をも凌駕することが出来る。そして、この宇宙は果てしないものだが、心は宇宙を越えて無限である。』

 

人間の思考はこのようにして、無限の可能性を秘めているわけである。しかし人間は、『そこにある『自由』には『責任』が伴う』ということを忘れてはならない。それを忘れたら最後、人間は人間でいられなくなり、地球も壊滅するだろう。人間にはそれだけの力が秘められているのだから、それをどの方向に適用できるか、ということが、全ての人間に試されているのである。

 

 

 

 

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