偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
[adrotate banner=”6″]
目次
考察
しかしこれは短絡的に考えると、いささか無責任だ。そういう人間を無視して自分の人生だけ前に進めることは、倫理的にも道義的にも、問題がある印象がある。それに、車が動かないと言ったって、『完全に故障して修復が無理』と言っているのではなく、単に『動かない車』と言っているのであれば、その状態は、まだ余地を残している。
わざわざ『車』としているところも、その『余地』を感じさせるわけだ。その余地を一切感じさせたくないなら、車ではなく、『電信柱』とか、『エベレスト』とか、まず間違いなく動くことが前提ではないものを例に出すべきである。『動かない車』を見たとき、本当に全ての人は、
(この車は絶対にもう動かない)
と思うだろうか。それとも、
(もしかしたら修理すればまだ動くかもしれない)
という余地に期待するだろうか。つまり、『行いの悪い者を相手にするのは時間の無駄』も、『動かない車を相手にしない』ことも、全て、短絡的に考えると、無責任かつ、早合点である。ただしこれが、こういう解釈だったらまた印象は変わってくる。
黒澤明はこう言い、
イギリスの小説家、シャーロット・ブロンテは言った。
つまりラッセルがこう言った様に、
『命を使い切る覚悟』と、『人生を生き貫く潔さ』が欲しいのである。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『やるべきことがない人間だけが、悩み、憎むのだ。』
第7の黄金律 『やるべきことがない人間だけが、悩み、憎むのだ。』 悩み、憎しみに心を支配されるというのなら、そこにいるのは『暇人』だ。 『落ち込...
同じ人物の名言一覧
あわせて読みたい


ラッセルの名言・格言一覧
イギリスの哲学者。生誕1872年。男。バートランド・アーサー・ウィリアム・ラッセル(画像) 名言一覧 『諸君が自分自身に対して関心を持つのと同じように、他人が自分...