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ラッセル『行いの悪い者に腹を立てるのは時間の無駄である。動かない車に怒るのと同じようなものだから。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

しかしこれは短絡的に考えると、いささか無責任だ。そういう人間を無視して自分の人生だけ前に進めることは、倫理的にも道義的にも、問題がある印象がある。それに、車が動かないと言ったって、『完全に故障して修復が無理』と言っているのではなく、単に『動かない車』と言っているのであれば、その状態は、まだ余地を残している。

 

 

わざわざ『車』としているところも、その『余地』を感じさせるわけだ。その余地を一切感じさせたくないなら、車ではなく、『電信柱』とか、『エベレスト』とか、まず間違いなく動くことが前提ではないものを例に出すべきである。『動かない車』を見たとき、本当に全ての人は、

 

(この車は絶対にもう動かない)

 

と思うだろうか。それとも、

 

(もしかしたら修理すればまだ動くかもしれない)

 

という余地に期待するだろうか。つまり、『行いの悪い者を相手にするのは時間の無駄』も、『動かない車を相手にしない』ことも、全て、短絡的に考えると、無責任かつ、早合点である。ただしこれが、こういう解釈だったらまた印象は変わってくる。

 

黒澤明はこう言い、

 

イギリスの小説家、シャーロット・ブロンテは言った。

 

つまりラッセルがこう言った様に、

 

『命を使い切る覚悟』と、『人生を生き貫く潔さ』が欲しいのである。

 

 

 

 

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